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平成29年9月オープン勉強会が終わりました。


9月のオープン勉強会が終わりました!参加していただいた皆さまお疲れ様でした。 今回の実技では足底下のスポンジ、ポンテ、ラルケットを行いました。 足底下のスポンジでは、支持機能における足関節、足部の運動や足底の圧情報から床との水平性の情報に関与しています。私たちヒトは、足関節や足部が地面の状況を瞬時にとらえることによって、坂道や凸凹な環境などでも安定した立位、歩行ができているんです。今回は、その一瞬に行われる情報処理の過程を学習していきました。そのために使ったのが、ご覧のとおり「スポンジ」です。3種類を踵、母趾球、小趾球に分けて識別する課題です。課題を重ねる中で、徐々に足底の細分化も可能となり、被験者になった方は体験してみて自分の足底がより床にぺったりとついていると感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。足底がしっかりと床についている感じ、患者様は感じられているでしょうか。

ポンテ、ラルケットに関しては道具がなくても紙とペンで道具が作れることがわかりましたね。上肢のリーチ動作におけるアプローチ、手と対象物との相互作用に関する情報構築に関与しており、目盛りの持つ行為の意味が特に重要とのことでした。ポンテでは前腕の回内外運動から、手掌面の向きやテーブルとの接触情報の変化などを介して、何(お椀やコップ、平皿など)を操作しようするときの手なのかを想定したり、ラルケットでは手関節に対する指先の位置から対象物の厚みを想像しながら実施することができました。 目盛りの持つ行為の意味は患者様によって違うかもしれませんが実際の日常場面につなげるために大切なことだと学ぶことができました。患者様との会話の中で、何を持てるように ガイドの方法については私もまだまだなので、練習あるのみ!ですね!次回も皆様と共に技術の向上を目指し取り組んでいきたいと思っています。是非ご参加ください!


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